荘田作 遺影


SakuS

葬儀ミサに使用された遺影をメールで送ってもらったので慎んで掲載

この写真は最盛期の頃、CDのカバー写真に使用されたもので、長くご自宅のグランドピアノの上にさりげなく載せてありました。おそらく、お気に入りの写真だったものと思います。私が個人的に記憶しているお顔はもっと柔和な表情なんですが、ご家庭での彼女しか知らない故の不見識。プロとしてのまなざしは近寄りがたい雰囲気を醸し出しております。

先生の歌唱で最も印象に残っているのは中田善直の曲の中でも出色の作品「霧と話した」。心にしみ入る歌声とイントネーション(表現)で、コンサート会場が水を打ったようにシンとなって聞き惚れた瞬間がありました。鎌田忠良の詞は難解で正直なはなし意味が取れない部分が多いのですが、作先生が歌うと、妙に納得して聴き入ってしまう。三番の歌詞で『あなたは〜、あなたなんかじゃ、ないっ』という叫びとも怒りとも悔しさとも言えないどうしようもない心情を歌うとき、先生の歌唱力の神髄を見た思いがしました。もう40年以上も前のコンサートの記憶。昨日のことのように思い出される。

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