ホルテン Ho 229


ウードバー・ハージーのレストア棟で「橘花」を見ている時に、異様な翼2枚に気がついた

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ドイツのマークだし、翼の大きさと格好からして「無尾翼機」じゃないのかな?と思いながら学芸員に聞いてみたら、『そのとおり、ドイツのホルテンじゃよ』という 👇キャノピー

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その向こうにはジェットエンジンのエアインテークとおぼしき整形部品(先に排気口と記述しておりましたが、最近ノースロップで再現された本機のドキュメント・ビデオを見て、間違いに気がつきました)

この部品を横おきにしてみると、楕円形のような主翼の前縁に合せた切り口ラインが分かります

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2人のレストア技師が作業を続けておりました👇 th_IMG_5660

ホルテンHo229は実戦には間に合わず、かろうじて1機が完成して実験飛行をしていて、2機目をアメリカ軍が持ち帰ったのであります、初号機は2ヶ月のテストフライトをこなしている内にエンジンの不調で墜落してパイロット共々失われてしまっております、その特異な機体形状は何ともいえない魅力があります、それにテスト飛行ではメッサーシュミットMe-262の性能を上回ったということです、設計者のホルテン兄弟の期待以上の飛行機が出来上がったという

そのあとに計画されていた大型ジェット爆撃機はHo-18と呼ばれるジェットエンジン6基の大型機、「アメリカ・ボマー」でニューヨークの渡洋爆撃を企図しておりました、残念ながら計画倒れに終わったのですが、「キャプテンアメリカ」とか色々なSF映画に登場しますね

件の学芸員の説明によりますと、当時のドイツ機には「木材」が多用されていて復元が大変なんだそうです、あのドイツも敗戦間際は資材不足に悩んでいたんですね、木製のミサイルも登場したようです、ナショナルジオグラフィックの前述ドキュメントではステルス性能を狙っていたとコメントしておりましたが、どちらが本音なんでしょうね

それにしても、ドイツという国は驚くべき科学技術を持っていたんですねえ、スミソニアンには他にもナチ時代のジェット爆撃機やミグ15ジェット戦闘機(ソ連の飛行機ですがオリジナルデザインはまるまるドイツから鹵獲した飛行機なのです、アメリカの先を越してソ連が完成機・技師・工作機械をごっそりソ連に拉致・移送してしまった)が展示してあったりして、その出来上がりの立派さと先進性に目をみはります

(9月28日編集)

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