ソニー NW-E063 ウォークマン(2)


ATRAC128kbpsで録音したスッペの「軽騎兵序曲」とかチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第一番」とかが意外に良かったので、昨日ATRAC256kbpsまでビットレートを上げてお気に入りの曲を録音してみた

ギョルグ・ショルティ指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の「ベートーベン交響曲第五番」

今日散歩しながら聞いてみた、iPodの録音とはかなりの違いがあるように感じた、128kbpsの時と同じくブラスの音色がいい、特に4楽章から参加するトロンボーンの吠えるような音には痺れる、ウィーンフィルだからトランペットも結構馬力のあるフォルテッシモを聞かせてくれるが、256kbpsで聞くとトロンボーンが4楽章で追加されたことがはっきりと解る(ベートーベンはこの運命交響曲を作曲する際に1楽章から3楽章まで一切トロンボーンは使わず第4楽章の冒頭から満を持して朗々と吠えさせるのです、それはそれはホレボレとする最終楽章の開放感を演出します)、それに「弦バス」の底力のある強奏Soliも弦の魅力を充分に伝えてくれる、今日繋いでいたイヤホーンはオーディオテクニカの「ATH-CKS90」で低音の力強さには定評があるイヤホーンなのでかなり楽しめた、この低音を楽しむ為に「イコライザー」調整で最低域だけ目一杯上げて中声部を少し上げておいた中低音と高音域はそのまま

どうやらウォークマンがこれからの散歩の御供の主役になりそうです、iPodはサブに格下げ

そして思いました、ソニーと言う会社はせっかく此処までいい技術を持っていたのに(ビットレート調整可能なATRACはMDの頃からあったしリニアPCM録音モードも既に存在していた)いとも簡単にアップルのiPod戦略に負けてしまった、アップルはネット配信の為と録音曲数を増やす為に最低限のところまで録音ビットレートを下げている、アウトドアでイヤホーンから聞くのであれば許容出来る充分なレベルまで下げた、実際かなり良い線でバランスを取っている、しかしあるポップス・アーティストは『iPodは音楽を踏みにじった』と怒った、今回デジタルウォークマンを初めて手に入れてその意味が良く理解出来た、本来聞こえるべき音楽の要素の一部あるいは多くの部分がiPod録音では削がれてしまっているのです(CDとてそれは言えるのですがかなり頑張ってレベルを維持している)、少なくとも「音楽」を聴くという次元ではウォークマンに軍配が上がる、ソニーはミニディスクに拘泥するあまりフラッシュメモリーに乗り遅れた、自己の技術に溺れた大企業の悲哀が見て取れます、彼らは種類は違いますが優秀な「ベータ」のビデオ技術に溺れてVHSに敗北した貴重な教訓をここでは活かせなかったのですね、音楽を聴くことを大事にしたATRACウォークマン、こんないいものをこのまま埋もれさせては駄目ではないですかソニーさん、今からでもいいからiPodとの差別化を前面に出して大々的にPRしてくださいな、沢山の「疑似音楽」を楽しんでいるiPod愛好家に他にもっと「より良い音楽」があるということを広めて救済して上げてくださいよ、私が今まで気がつかないできたように今でも何の疑問もなくiPodを購入している人達がいっぱいいます

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