カーネギー・ワイルリサイタルホール


ニューヨークに世界的に有名な「カーネギーホール」があるのは大方のかたがご存知、しかし以外と知られていないのが地下のザンケルホールと4階のワイルリサイタルホールという二つの付属ホールがあること

今日(23日)はこの「ワイル」でボーカルの先生の生徒のリサイタルがありました、家内がその先生と知り合いであることから毎年4名だけ家内(ピアノ)の生徒の中から選抜して出させてくれます、私は生徒を車に載っけてニュージャージーからマンハッタンへ行くワゴン車のドライバーであります

「ワイル」(Weillと書いてワイルと読ませる)は260席くらいの小ホールです、二階席も後方にある、調度は2800席の大ホールと同じ色調で整えられていて、大変落ち着いた雰囲気のとても居心地のいいホールであります

写真は色調が赤みがかかりすぎてしまいました、実際はベージュです、開園時には満席になりました

家内の生徒達(小学生と中学生)は多少上がりながらもシューベルト・ショパン・ベートーベンの難曲を弾ききりました、その努力の結晶に感動

彼女らが弾いたのはもちろん「スタンウェイ」👇

午後7時半からの開演ですが、リハーサルの為に我々は午後3時前には楽屋入り、楽屋入り口は57丁目の表ではなくて56丁目の裏から入ります、ただでさえ分かりにくい鉄の扉なのに建物の工事のために足場で囲まれてよけい分かりにくい、この工事、去年も一昨年もやっていた『何時終わるんだろうね』と口々に言いながら楽屋口の扉を開ける(この感触、結構好き、カーネーギーの楽屋口から出入りするんですぜ、通行人の注ぐ目線が違うのを感じる)、直ぐに番人が居て詮議の眼で制止される、リサイタルの用件を告げて入れてもらう、狭くて古い廊下、しかもエレベーターはガタガタ、エレベーターは数個あるし出入り口は南と北に分かれていて複雑、迷路みたい、実際迷子になってエレベーターを探している出演者がいたりする、我々は4階の北で降りる、ドレスルームも狭い、トイレが共用ではなくてドレスルームの中にあったりする、2階あたりには大ホールの演奏会の時の出演者の控え室とかあって、時々超有名な指揮者の名前を見かけたりする、「おお、やっぱりカーネギーや」とワクワク感あります

カーネギーは昨今の経済的な困難のために今は経営がニューヨーク市に任されている、その為に意に沿わない公演もやらなければいけないことも有る(私が一番悲しい思いをしたのは、ちょっと前に日本から喉に自慢の輩が大挙してやって来て大ホールでカラオケ大会をやったことです、チャリティーとか言ってました、入場料は全部何かに寄付したらしい、されど、お金を払えば何でもオーケーっていう感覚、おかしい、凄く恥ずかしい思いをした、幸いなことにこちらのマスメディアは無視したみたいで報道されなかった、ほんとうに不幸中の幸い、二度とそのような企画はやらないで欲しい)、こういったことはシーズンオフには時々遭遇する、今は既に音楽シーズン中なのでしっかりしたリサイタルでないと受理してくれない、今日のリサイタルは近隣の若手ミュージシャンの成果発表会ですから正当に評価されたコンサートであります

写真撮影は御法度であります、リハーサルの前に誰もいない時に撮らせてもらいました

この写真厳禁というのは勿論演奏者の邪魔になるから、ということもあるのですが、本当の理由は『劇場お抱えの写真家(ビデオ録画もしている)の職権を侵害するから』というのです、いかにも人権(この場合はユニオン=組合ですね)の保護に重きを置くアメリカ

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