エノラゲイ


B-29の中でも最も悪名高きB-29「エノラゲイ(Enola Gay)」

スミソニアン「スティーブン・F・ウドヴァー・ハイジー・センター」の展示物のなかで一番印象に残る飛行機であります。

操縦席

爆撃手席

「エノラゲイ」はその特異な経歴のため、異常な破壊工作も考えられるため色々な保護策が施されております、これ以上近ずいて写真を撮ることはできません、右翼にしろ左翼にしろ平和主義者にしろ、歴史的な物を壊そうという人は数えきれません

したがって解説パネルの内容も非常に控えめな表現に止められております、これについても米国在郷軍人会からは批判的に見られており、原爆反対主義者からも批判があります、どっちに転んでも批判が出るややこしい展示物です

原爆投下用の特殊改造を施された機体は一般的なB-29の姿ではありません、機体仕様に厳格なスミソニアンがそれを見逃すはずはありません、従いましてここのB-29は「B-29の展示」ではなくて原爆投下機「エノラゲイ」 の展示であります

スミソニアンは元々は原爆の被害を含めた総合的な展示を計画していたのですが、前述のとおりアメリカ国内の米退役軍人団体などから痛烈な批判が出て、アイデアを引っ込めざるを得ませんでした

しかし、私はスミソニアンがここに「エノラゲイ」を展示することだけでも充分に目的を果たしていると思うのです

むしろ何も書かない現在の展示のほうが「アメリカの大戦争犯罪」を如実に物語っているように思います、アメリカという国が第二次世界大戦で「正義の名のもとに行った大量虐殺」の一つを後世に伝える貴重な生き証人であるのではないでしょうか、少なくとも心あるアメリカ人はそのように受け取ってくれていると思います

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エノラゲイ への2件のフィードバック

  1. じい より:

    私も数年前に拝見させていただきましたがその色々な保護策の方に驚きましたことを覚えています。

    >「エノラゲイ」はその特異な経歴のため、異常な破壊工作も考えられるため色々な保護策が施されております、これ以上近ずいて写真を撮ることはできません、右翼にしろ左翼にしろ平和主義者にしろ、歴史的な物を壊そうという人は数えきれません

    • a6m3zero より:

      じい様、
      次の週末にはデイトンまで行く予定でおります。そこの空軍博物館には長崎原爆投下機の「ボックスカー」が展示されているということです。どんな展示をされているのか、またブログで御報告します。

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