雨→散歩無し→久しぶりにLPを聴く


我が家にはいまだにLP(ビニールの30センチ盤レコード)プレーヤーがあります。もう私のノスタルジーだけで生き永らえているプレーヤーであります。そうちに捨てることになるのでしょう。カートリッジアームが自動的にレコードの最初の部分に移動して行って再生がスタートするようになっているリニアスケーティング・タイプ。最近は再生開始位置が3トラック目くらいに飛んでしまう不具合があって、買い替えを思案中。(この期に及んで買い替えかね?)ともあれ、レコード針(T4Pという)は「ナガオカ」や「シュアー」から出ているのでまだ何とかなります。

今日聴いてみたのは「二グロ・スピリチュアル」黒人霊歌っていうやつです。

このレコードはロジェ・ワグナー合唱団のもので私の愛聴盤のひとつでありました。恐らく再生回数にしたら最多かも。高校時代に小遣いをはたいて買った。最も大事にしているLPです。昭和40年(1965年)頃に買っております。高校2年生の時です。当時コーラス部の指揮をやらせてもらっていたのですが、「黒人霊歌」に魅入られてしまって諸井三郎編曲のものを数曲演奏しました。まだ「英語」の歌を歌うということ自体が随分斬新な頃でした。先輩の残した「Deep River」という曲に触発されてのめり込んだのであります。「Go Down, Moses」「Soon Ah Will Be Done」「Swing Low Sweet Chariot」等々、今となってはスタンダード中のスタンダードばかりなんですが、コーラス部員の殆どがこの英語の曲の世界に引き込まれてしまいました。その演奏のバイブルみたいな存在がロジェ・ワグナーのこのレコードであります。諸井三郎さんの編曲もロジェに近かった。沢山の部員に貸して回し聴きしたのでこのLPはボロボロ。スクラッチノイズや「パチパチ」とか「ブチッ」という音が随所に現れる。今の高性能ステレオ(重低音が却って雑音になってしまうのです)では聴き辛い。しかし、この雑音も「歴史」を刻んでおるのであります。もう、アバタもエクボですな。13曲全部が愛曲でありますが中でも「Let Us Break Bread Together」がしみます。Salli Terriのハスキーなソロがたまらなく素敵です。

いまではアメリカでは「二グロ」という言葉は死語になりつつあります。差別語ということで使ってはいけない言葉の一つ。公には「African-American Sprituals」と言わねばならないそうです。ということは「黒人霊歌」も言えない?なんていうんだろ?「アフリカ系アメリカ霊歌」という?調子狂っちゃうね。

当時のコーラス部の連中とは今も親交があります。特に同期の数名は毎年のように集まっては昔話に花を咲かせるのです。毎年同じ話ばかりしてるのに、良く飽きないものだ。不思議。63歳になった年寄りが10人くらい集まって、高校時代の話に打ち興じる姿。傍から見たらどう映るのだろ。この調子で70や80まで行くんだろうなあ。どうやら御臨終の時まで良き友達。生き残ったやつがソロになるまでバカ話するのであります。

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