ダックスホンダ(その3)


ダックスの写真をアップしてると時々見にきてくださる方がいる。「ホンダ・モンキー」と並んで、60年代70年代のバイク乗りのペットみたいな存在だったから、いまだに人気があるのですね。あの「Tボーン」フレームのデザインのダックスは1969年の8月に発売(ネットで調べた)。私が買ったのが1970年だから発売後ほどなくして買ったことになる。価格は私のST50エクスポートが66、000円なり。私の初任給が49、600円だったから、割賦でしか買えなかったわけだ。先輩の買ったST70エクスポートが僅か3000円高の69、000円。これエンジンの違いだけだから50CCも70CCも価格的にはたいして違いが無い。ところがこの20CCの違いは馬力に大影響する。ST50はエンジン馬力と車体が程良くバランスして「原付」。しかし、ST70になると急に性格が変わりハンドルに伝わるエンジンの振動が荒々しくなり「オートバイ」という乗り物になる。そこには3000円の価格差以上の違いがあった。エンジンはロングセラーの「スーパーカブ」のものと同じ。量産機として作りこまれたまったく不安の無い良いエンジンだった。

淡路島一周の前日夕方須磨の国鉄線路わきの道路でST70に乗ってみる私、ST50に比べて加速性が良い

二人乗りを試し乗りしたりして明日の淡路島一周に備えた。1970年10月の夕方である。

右に見える山は須磨浦の鉢伏山、バイクの向こうの親子は国鉄の電車を子供に見せてる散歩の人

淡路島は神戸の須磨・垂水・舞子に住んでる子供にとって、一度は一周してみたくなる島。バスでもよし、歩いてもよし、自転車でもよし。方法はなんでもいいからグルっと廻って見たくなるのです。私はこの1970年のバイクが一回目、二回目は2008年に自転車で回った。

淡路フェリーの乗り場で順番を待つ2台のダックス、私のには何故か釣りざおがくくりつけてある、ボウズだったはず

前にも書いた通り先輩カップルは二人乗り。私はお付きのカメラマンというていだった。彼らはなかなかいい被写体になったので私は結構撮影を楽しんでいた。

10月とはいえまだまだ暑い日だったので結構軽装、気がつくのはこの頃はまだヘルメット着用の義務化前みたい

一日目の午後淡路島の東端の由良で休憩した。造船と漁業の港町だった。なにか随分郷愁をさそう街並みだった覚えがある。今もあんまり変わってないかもしれない。こういった処でちょっと座ってそこの雰囲気に溶け込んでみるというのがバイク旅行のいいところ。

神社の階段の上から停めてる我がダックスを見下ろす、西に傾きかけた日差しがなかなか情緒あるね

神社の階段に座ってアイスクリームを喰う、由良の港と紀淡海峡を眺める、友ヶ島海峡だったかな?

今はアメリカに住んでいるのだが、フィルムスキャナー購入を機にこんな40年前の楽しい思い出を呼び起こしてしまう写真が出てくると俄かにホームシックに陥ってしまう。よく言われる言い回しで恐縮ですが「まるで昨日のことのように思い出される」のであります。

さて、この一連のダックス写真シリーズの元写真は「ポジ」フィルムです。キャビン製の「Compact Film Scan II CFS-02」というのを使っているのですが、このフィルムスキャナーは「ネガ」フィルムには非常に扱いにくい(色調が全然出ません)道具。私の使い方が悪いのか、とにかく使えない。ところが「ポジ」(=スライド)に関しては調子がいいのです。ちょっとピントが甘くなるかな、とは思いますがネット投稿の材料としては問題無し。やはり、あれも出来るこれも出来るという道具はそう無いんですね。ものは使い様。

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